
<ブレーブス-ドジャース>◇2日(日本時間3日)◇トゥルイスト・パーク
3、4月の月間MVPを獲得したドジャース山本由伸投手(26)が、5回まで69球を投げ、無安打6奪三振の快投を続けている。
1回2死から四球で走者を出すも、2死一塁で、メジャー通算263発のオルソンと対戦。1ボールから真ん中付近の直球をはじき返され、打球は山本へ一直線。107・7マイル(約173キロ)の打球が顔面付近に飛んだが、山本はグラブを出しながら華麗に回避し、打球はダイレクトで遊撃手ベッツが捕球。2回も先頭マーフィーが放った106・4(約171キロ)の投手ライナーを好捕した。4回はオルソンを空振り三振、マーフィーを見逃し三振に打ち取り、5回も3者凡退に打ち取った。
試合前にはデーブ・ロバーツ監督(52)は「日本にいたときのような本来の姿を取り戻し、さらにその時以上の投手になっていると思う。他選手と比べて群を抜いている」と話していた。
今季はここまで3勝2敗、防御率1・06の好成績をマークし、4勝目を懸けてマウンドに上がった。