
エンゼルスのマイク・トラウト外野手(33)が、左膝の骨挫傷のため10日間の負傷者リスト(IL)入りする。1日(日本時間2日)のタイガース戦(エンゼルスタジアム)後、ロン・ワシントン監督が発表した。
トラウトは4月30日のマリナーズ戦で一塁を駆け抜けた際、手術を受けた左膝を痛め、途中退場していた。5月1日のタイガース戦は欠場し、検査を受けた。構造的な損傷は見つからなかったが、骨挫傷が認められた。ワシントン監督はMLB公式サイトに「大きな問題ではありませんが、休息が必要だ」と話した。
トラウトは昨季、左膝の半月板を損傷し、2回手術を受けた。そのため、29試合の出場にとどまっていた。今季はここまで29試合に出場し、打率1割7分9厘、9本塁打、18打点だった。近年は故障による欠場が多くあり、100試合以上の出場は22年が最後となっている。これまで3度(14、16、19年)MVPを獲得しているが、三十路(みそじ)を迎えて以降は、故障に苦しんでいる。