
レッドソックスのアレックス・コーラ監督は29日(日本時間30日)、フロリダ州の球団施設で手術した右肩のリハビリを行っている吉田正尚外野手(31)の回復が難航しているため、再チェックのためボストンに戻る可能性があると明かした。
ボストンの地元メディア「マスライブ」によると、同監督は吉田の肩の状態について「今週は、状態が思わしくない。スローイングに関して、いい状態ではない。我々が遠征から戻るとき、彼もボストンに戻るかもしれない。まだ肩に痛みがある」と話した。チームに合流するのは、球団ヘッドトレーナーのブランドン・ヘンリー氏が直接、状態をチェックするためだという。
吉田は昨年10月に右肩手術を受け、キャンプではDHとして11試合に出場し、打率2割8分6厘、1本塁打と打撃は問題ないことをアピール。だが今季はチームのDHポジションが空いていないため、外野手としてスローイングが万全になるまで負傷者リスト入りする見込みとなっている。