
右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)からの復活を目指すオリックス吉田輝星投手(24)は24日、ネットスロー開始を1カ月半後に見据えたウエートトレーニングを再開した。
「レベルアップした感じですね」。屈託のない笑みを浮かべた吉田は、3月の手術から1カ月半後のこの日、大阪・舞洲の球団施設で再起への1歩を踏み出した。
「今日から投球に向けて、右腕の筋肉を戻すために軽いウエートを始めました」
現在はリハビリ中心の日々を送り、上半身の可動域を完全に戻す訓練のほか、傷口の治療などに励む。初日のトレーニングでは、ベンチプレスや、アームカールなど、腕の筋肉にアプローチする内容を行った。
ほかにも、ランニング再開のメドを来月中と定めた。