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【阪神】藤川監督「いる選手がしっかり力を発揮する必要がある」中継ぎ石井不在もチーム一丸強調


阪神タイガースは、シーズン初となるサヨナラ負けを中日戦で喫し、3連敗となり首位から陥落しました。試合は4-4の延長11回に進み、投手ジェレミー・ビーズリーがサインミスをしたことで、一死一、三塁のピンチを招き代打オルランド・カリステに勝ち越しの犠牲フライを許しました。藤川監督はこのミスについて「しっかりやらないといけない」と述べ、選手たちに反省と次の試合への意識を促しました。ビーズリーも試合後、意思疎通のミスを反省するとともに、今後の改善を誓いました。同時に、主力選手の不在も響く中でチームの一体感が求められています。

中日対阪神 選手交代を告げる藤川監督(撮影・上田博志)

阪神が今季初のサヨナラ負けを喫した。4-4の延長11回。7番手ジェレミー・ビーズリー投手(29)が「サインミス」から1死一、三塁の場面を招き、代打オルランド・カリステ内野手(33)に勝ち越しの中犠飛を許した。チームは今季2度目の3連敗。今季最長6連勝の後の3連敗で首位からも陥落した。

  ◇  ◇  ◇

鉄壁だった虎のバッテリーに、まさかのシーンが起こった。4-4で迎えた延長11回1死二塁、7番手ビーズリーが木下に投じた初球は外の剛速球。坂本が急いで反応するも、ミットに当てるのが精いっぱい。ボールが転々とする間に三塁進塁を許し、代打カリステのサヨナラ犠飛につながった。

サインミスがあった模様で、助っ人は試合後、責任を一身に背負った。「あそこは意思の疎通ができていなかったというところで…。坂本さんはしっかり言ってくれていたんですけど、僕が理解できなかった。そこはしっかり反省しなければいけないと思います」。石井が体調不良により出場選手登録を抹消され、この日、中継ぎ要員として1軍に再昇格したばかり。悔いの残るマウンドとなった。

バッテリーミスについて問われた藤川監督は「しっかりやらないといけないですね。そのあたりはね」と冷静に受け止めた。今季チーム最多8ホールドと貢献をしてきた石井の不在にも、チーム一丸を強調。「長く現役をやっていればそういうこともある。いる選手がしっかり力を発揮する必要があるし、また明日1つ取って、しっかりまた甲子園に戻らなければとそういう思いです」。今季最長6連勝の後に3連敗。今季ワースト4連敗を阻止することに意識を切り替えた。

打線もこの日は流れをつかみきれず。9回に先頭の前川が二塁打で出塁するも、坂本、木浪、近本が三振。「松山投手にパワフルなピッチングで、押されてしまったというところですけど。また明日もありますからね、しっかりいい戦いができるように」。2位巨人が広島に勝利し、首位陥落。だが、後ろを向いてはいられない。

「本当にギリギリの勝負が多いですけれど、我慢強く、あと攻めていく姿勢ですね。そのあたりを、また明日から選手たちに求めたい」。ナインに前を向かせるように「明日」という言葉を繰り返した。【磯綾乃】

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