
<中日4-1阪神>◇29日◇甲子園
阪神が今季最長6連勝のあと、今季4度目の2連敗を喫した。9連戦初戦を黒星発進した。
先発才木浩人投手(26)が1-1で迎えた5回2死一、二塁、板山に勝ち越しの適時二塁打、上林に中前2点打を浴びて一挙3失点。今季3敗目を喫した。
藤川球児監督(44)は「本当に100%この今日のゲームに勝つためにベストを尽くせたのかということを、バッテリーとともに自分たちも考える必要があるんじゃないですかね」と厳しく振り返った。
打線は1点を追う4回に、佐藤輝明内野手(26)が一時同点の9号ソロを放つも、この1点止まり。「才木と梅野のバッテリーで持ってくるような展開じゃないものを持ってきてますからね。これはまた次以降の反省にしてやり返す、それしかない」と力を込めた。
また、国指定の難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」から復活し、レギュラーシーズンでは684日ぶりの復帰登板となった阪神湯浅京己投手(25)には「何とかゼロで帰ってきたので、良かったんじゃないですかね。僕は普通に、今使える投手として来ているので、起用しているのみです」とねぎらった。