
<中日4-1阪神>◇29日◇バンテリンドーム
阪神が今季最長6連勝のあと、今季4度目の2連敗を喫した。9連戦初戦を黒星発進した。
先発才木浩人投手(26)が1-1で迎えた5回2死一、二塁、板山に勝ち越しの適時二塁打、上林に中前2点打を浴びて一挙3失点。昨季の中日戦成績は1完封を含む2勝1敗、防御率0・82だったが、好相性を生かせなかった。
打線は1点を追う4回、佐藤輝明内野手(26)が中日先発涌井から一時は同点弾となる9号ソロを放ったが、その後は中日投手陣を打ち崩せなかった。これで佐藤輝は4月8本塁打。自己最多の月間本塁打を更新した。
3点を追う7回からは国指定の難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」から再起を期す阪神湯浅京己投手(25)が2番手で登板。レギュラーシーズンでは23年6月15日のオリックス戦(甲子園)以来、684日ぶりの復帰登板を果たし、1回1安打無失点と好投した。