
<中日-阪神>◇30日◇バンテリンドーム
阪神が敵地で今季初のサヨナラ負けを喫し、今季2度目の3連敗となった。3月30日広島戦から4月3日DeNA戦まで、引き分けを挟んで3連敗を喫して以来。今季最長6連勝のあとに、白星が遠い。
打線は中日先発大野を前に5回まで2安打1得点に抑え込まれるも、1点を追う6回無死一塁で迎えた中野の打席中に大野が緊急降板。
代わった祖父江から中野が四球を選ぶと、森下が中前打で好機を拡大。無死満塁で4番佐藤輝明内野手(26)が初球をとらえ同点の左前適時打を放った。これで24打点、9本塁打でどちらもリーグ単独トップとなった
さらに大山の三ゴロの間に1点を追加し、前川の右前で、この回一挙3得点。しかし、直後の6回裏に先発の門別啓人投手(20)が、連続四死球を出して降板。代わった岡留も四球を出して2死満塁とピンチが広がると、3番手島本が代打高橋周に2点右前適時打を浴び同点に追いつかれていた。