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【日本ハム】浅間大基、“フェイク走塁”で得点 新庄監督「うまかったね。行かないふりして…」


日本ハムの浅間大基外野手がソフトバンク戦で見せた冷静な判断が試合の流れを大きく変えました。7回表の無死一、三塁の場面で、浅間は「ゴロゴー」のサインを受けながらも、ソフトバンクの守備の動きをよく見て、一塁手が二塁へ送球した瞬間に、冷静に本塁を狙い、得点に成功しました。この機敏な動きにより、相手守備を崩し、重要な追加点をもたらしました。試合後、新庄監督はこのプレーを「うまかった」と評価し、浅間の判断がチームに大きく貢献したことを認めました。このプレーにより、日本ハムは試合の流れを決定付け、勝利をものにしました。

ソフトバンク対日本ハム 7回表日本ハム無死一、三塁、清宮幸の一併殺打の間に生還した浅間は新庄監督に出迎えられる(撮影・梅根麻紀)

<ソフトバンク1-6日本ハム>◇30日◇みずほペイペイドーム

日本ハム浅間大基外野手(28)の“フェイク走塁”が試合の流れを決定付けた。3-1の7回無死一、三塁。ソフトバンク内野陣は中間守備で、三塁走者の浅間には「ゴロゴー」のサインが出ていた。打席の清宮幸は強い当たりの一ゴロ。本塁へ向かうはずの浅間はスタートを切りかけたが、やめた。「フェイクというほどではないですけど、行こうとして、すぐ止まった」。この動きに打球を処理した一塁石塚は、浅間のケアをやめて、二塁へ送球。その瞬間に浅間は本塁へスタートを切り、併殺打が完成する中で4点目のホームを踏んだ。

サインに縛られず、状況に応じた冷静な判断が、相手の判断ミスを誘った。浅間はまず「(三本間で)挟まれて、粘ろうかなと思った」という。ただ、打球は強めのゴロ。「相手の動きに合わせて瞬間的に」と、ただ本塁へ突っ込む選択はなくなった。とっさの判断から生まれた一瞬の間が、相手守備をかく乱。5回以降は動いていなかった試合を動かし、大きな次の1点を生んだ。新庄監督も「うまかったね。行かないふりをして…浅間くんは結構、俳優チックなところがあるから、いてくれると助かりますよね」。監督就任以降に鍛えてきた「野球脳」が生きての快勝で4月を締めくくり、笑顔だった。【木下大輔】

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