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【日本ハム】水野達稀「小便をしてる時にヘッドに…」トイレでスッキリして決勝2号ソロ


日本ハムがソフトバンクとの試合で延長10回に水野達稀の決勝ホームランによって勝利しました。試合は1-1で迎えた延長戦で、水野がソフトバンクの杉山投手から初球のフォークを捉え右越えのソロ本塁打を放ちました。この一振りにより、日本ハムはソフトバンクに2-1で勝利し、借金生活を回避して貯金1となりました。新庄監督は接戦を制したことに満足感を表しつつも、小技でのミスについては反省を促しました。特に、2回の松本剛と7回の伏見の失敗した送りバントとスクイズについて言及しました。今回の勝利により、日本ハムは順位を2位タイに浮上しました。

ソフトバンク対日本ハム 10回表日本ハム無死、水野は勝ち越しの右越え本塁打を放つ(撮影・岩下翔太)

<ソフトバンク1-2日本ハム>◇29日◇みずほペイペイドーム

日本ハム水野達稀内野手(24)が一振りで試合を決めた。延長10回に初球打ちで右翼へ決勝の2号ソロを放った。5回にチーム今季初犠打が決まって、プロ野球記録更新中だった開幕からの連続試合犠打ゼロは「24」で止まったが、小技ではなく最後は大技を繰り出して4カードぶりの初戦白星。借金生活を回避し、チームは貯金1で2位タイに浮上した。

   ◇   ◇   ◇

水野はスッキリした状態で延長10回の打席に立っていた。9回の攻防が終わった直後。トイレへ駆け込むと、隣にいた林ヘッドコーチから声をかけられた。

水野 小便をしてる時にヘッドに(関西弁で)「行けよ。決めてもええんやぞ」みたいに言われて(水野は)「いや、むちゃ言わないでくださいよ」みたいな会話をしてたんです。その流れでの、あの打席だったんで…リラックスして打席に立てたんじゃないかなと思います(笑い)。

頭の中もスッキリと整理できていた。ソフトバンクは4番手の杉山が登板。しっかり狙いを絞っていた。「杉山さんは初球からストライクゾーンにどんどん来るイメージがあった。ゾーンを上げて高めに来た球を狙っていた」。狙い通りに浮いたフォークを仕留めて右翼席へ決勝2号ソロ。「最初ちょっと走ったけど、さすがにいいかな」と言うほど、手応え十分だった。

昨季王者との接戦を、最後は12球団トップの本塁打数を誇る「海賊打線」の得意な大技で制した1点差勝利に、新庄監督も「あー楽しかった」と笑顔も、厳しい口調で振り返ったのは小技でのミスだ。5回にルーキー山県が今季のチーム初犠打を成功させ、9回には奈良間も決めた。しかし、2回は松本剛が送りバントを失敗、7回は伏見がスクイズを失敗した。

新庄監督 決めるとこは決めないかんね。(スクイズの場面は)1球外した後って、もう1球来ないからスクイズにいこうって。そんなに難しい球ではなかった。ああいうのを決めてもらわんとスタメンで出続けられなくなる。しっかり決めてもらえれば、こういうちょっとキューンってなるゲームにはなってない。

水に流せない失敗とならずに済んだのは水野の1発があったから。新庄監督も「勝ったから、今日は。1つ勝ったので、3つ取れるようにやっていきます」とスッキリした表情で力強く宣言した。【木下大輔】

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