
<ドジャース8-4パイレーツ>◇26日(日本時間27日)ドジャースタジアム
ドジャース佐々木朗希投手(23)が5回2/3を投げ、5安打3失点と粘ったが、勝敗はつかなかった。メジャー6度目の登板も、初勝利はお預けとなった。
1回、先頭のクルーズに高めの直球を捉えられ、中越えにプレーボール弾を浴びた。その後はリズムよく投球し、4回まで51球でまとめた。
5回に3安打で2失点し、6回途中で降板。メジャー自己最多93球を投じた佐々木の投球内容について、デーブ・ロバーツ監督(52)は「今季、ストライクを効果的に投げていくという点では一番の登板だったかもしれない。打者をよく見ながら、スライダーや速球も効果的に使って、とてもいい仕事をしてくれた」とたたえた。
初勝利が遠いが、6度の登板で徐々に投球内容も改善されている。同監督は「少しずつ自信がついてきているのだと思う。前より、明らかにストライクをよくとれている。その結果、長いイニングも投げられる。速球も今日は良かったし、見ていて楽しい」と評価した。