
<ドジャース-パイレーツ>◇26日(日本時間27日)◇ドジャースタジアム
ドジャース佐々木朗希投手(23)が、メジャー初勝利をかけて先発。4回まで1失点と好投したが、勝利投手の権利を目前にした5回に逆転を許した。
19日(同20日)レンジャーズ戦以来の登板。1回は1番クルーズに初球の96・8マイル(約156キロ)の直球を、中越えの8号先頭打者アーチとされ失点。後続のレイノルズを左飛、マカチェンを右直、バルデスを中飛に打ち取った。
逆転に成功した直後の2回は、先頭バートに四球、続くヘイズに左前打を許した。フレージャーの遊ゴロゴロで1死一、三塁とされたが、ファムの右飛でタッチアップした三走バートを、右翼手T・ヘルナンデスが本塁への好返球でタッチアウトとした。
3回は先頭カイナーファレファを二ゴロ、本塁打を浴びたクルーズをスプリットで空振り三振、レイノルズに四球を与えたが、マカチェンを一邪飛に打ち取った。
4回は先頭バルデスをスプリットで空振り三振、バートを遊ゴロ、ヘイズを三ゴロに打ち取り、この試合で初めての3者凡退とした。
メジャー初勝利の権利がかかった5回は、先頭フレージャーに右前打を許すと、続くファムに左中間への二塁打で無死二、三塁とピンチを招いた。カイナーファレファをスプリットで空振り三振に仕留めたが、クルーズにスプリットを捉えられ、逆転の右前適時打を許した。レイノルズの大飛球は中堅手パヘスがジャンピングキャッチ。2死一塁から暴投でピンチを広げたが、マカチェンを二ゴロに打ち取った。
5回まで80球を投じ、最速は97・7マイル(約157キロ)。
佐々木は試合前時点で、通算5試合で0勝1敗、防御率3・20。19回2/3で16奪三振を記録している。