
<ドジャース-パイレーツ>◇26日(日本時間27日)◇ドジャースタジアム
元中日の福留孝介氏(47)がNHKBSで解説を務め、ドジャース大谷翔平投手(30)の走塁ミスを指摘した。
大谷は7回1死一塁から同点の適時二塁打を放ち、その後の三盗で1死一、三塁で打席にフリーマンを迎えた。フリーマンの打球は一塁線へ高く弾むゴロ。この打球に大谷は自重し、スタートを切らず。一塁手トリオロは一塁ベースを踏みながら二塁へ送球し、一走ベッツもタッチアウトで併殺が完成した。
福留氏は「大谷選手はスタートを切るべきだった」とした上で「1アウト一、三塁であれば、ゴロが飛んだ時点で『ゴロゴー』です。ライナー性に近い当たりであれば、自重しなければいけないですけども…。あれがフェアがファウルかは自分で判断するわけじゃない。これは審判が判断するわけですから、ゴロであればスタートを切るというのが普通かなと思います」と話した。
ドジャースは8回、テオスカー・ヘルナンデス外野手(32)のソロで勝ち越しに成功。キケ・ヘルナンデス内野手(33)の3ランで突き放した。大谷はこの日、2本の二塁打と三塁打で快音を響かせた。