
レアル・ソシエダードは25日、トップチームの新監督にBチームのセルヒオ・フランシスコ(46)を昇格させる人事を発表した。契約は来季2025-26年シーズンから26-27年までの2年間となった。
Rソシエダードは24日、アルグアシル監督が今季限りで退任すると発表。決断を受け、来季の監督候補として無所属のジュレン・ロペテギ氏やジローナのミチェル監督などの名前が報じられていた中、クラブは翌日、Bチームを率いて3年目を過ごしていたフランシスコ氏のトップチーム監督への昇格を決定した。
同氏は26日に行われる3部リーグ第34節ウニオニスタス・デ・サラマンカ戦を最後にBチームの監督を辞め、来週以降はスポーツディレクターとともに、来季に向けたトップチームのプランニングに専念する予定になっている。
Rソシエダードの下部組織出身で、現役時代のポジションはFW。トップチームでは5試合に出場した。監督としてのキャリアは13年にレアル・ウニオンでスタート。16-17年シーズンからRソシエダードの下部組織のコーチングスタッフに加わった。
17-18年シーズンから5年間、Cチームの指揮を執った後の22-23年からBチームの監督を務め、これまでに100試合以上を戦ってきた。
Bチームは今季、ここまで3部リーグのグループ1で33試合14勝9分け10敗の勝ち点51で4位につけている。来季の2部昇格に十分可能性のある好位置に、フランシスコ監督が導いている。(高橋智行通信員)