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【ソフトバンク】異例…倉野Cが11分半熱弁「僕らがしっかりしなきゃ」自身とコーチ陣にハッパ


ソフトバンクの倉野信次1軍投手コーチ兼ヘッドコーディネーターが、自身とコーチ陣の責任を自覚しつつ、投手陣に奮起を促しました。特に今シーズン、相手打者に対して同じように打たれることが目立っており、その精神的な強さを高めるよう呼びかけました。具体例として挙げたオリックス太田選手には、7打席連続出塁を許し、ソフトバンク戦で打率5割を記録されたことを反省点としています。倉野コーチはこの課題に対して、選手たちの気持ちやメンタル面の向上が必要だとし、「勇気を持った導き」が肝心だと述べました。また、結果が出ない場合は、コーチ側のアプローチにも改良が求められると自己反省しています。昨年度の王者であるチームが現在最下位にいる状況を打破するため、積極的な対策が求められています。

キャッチボールを終えた有原(右)は倉野コーチと話し合う(撮影・岩下翔太)

ソフトバンク倉野信次1軍投手コーチ兼ヘッドコーディネーター(50)が24日、自身およびコーチ陣を中心にハッパをかけた。本拠地で投手練習に参加。報道陣に自ら「メッセージ的にちょっと言いたい」と異例の切り出しで約11分半ほど熱弁をふるった。

「今シーズンを振り返ると、うちのピッチャーが同じバッターに打たれているところがやっぱり目立っている」

例えばオリックス太田だ。22、23日には7打席連続出塁を許すなど対戦打率は20打数10安打で打率5割。絶好調なバッターだがソフトバンク戦は最も高い打率を残している。

倉野コーチは「これはバッテリーも含めてもっと気迫じゃないけどね。表に出るガッツポーズだけが気迫じゃないと思う。内に秘めるタイプの人もいるし、そういうのって雰囲気に表れる。バッターも感じるもの。全体的に強い気持ちで。気持ちがないわけではないけど、もっと向かっていっていいんじゃないか」と数字には表れないメンタル的要素の向上を促した。

ミーティングでもナインに通達済み。そのうえで「言うだけが仕事ではない。それができなければ、もっと違うやり方を考えないと。言ったけどやってくれないのはコーチの責任だと思う。だから僕らがもっとしっかりしなきゃ」。自らを戒める意味でもメッセージを発信した。

昨季の王者ソフトバンクは単独最下位。故障者続出の野手陣に加え、投手陣も中継ぎを中心にピリッとしない戦いが続く。「勇気、背中を押せるような僕らによる導きが必要じゃないかなって、この何試合かを見て思いました。シーズンが開幕して、思うような結果が出ていない。そこは見直していくべきことじゃないかなと」。最後は「野手の方にも申し訳ない」と付け加えた倉野コーチ。まだシーズン序盤だ。今年も「魔改造」となるか。【只松憲】

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