
<カブス7-6ドジャース>◇23日(日本時間24日)リグリーフィールド
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が、本調子ではない大谷翔平投手(30)の打撃について、メンタル面の変化を指摘した。
敵地シカゴでのカブス2連戦で9打数1安打。第1子となる長女の誕生に備えて「産休リスト」で2試合欠場し、20日のレンジャーズ戦から復帰したが、ここ3試合で12打数1安打で、苦戦している。
同監督は「我々としては、見慣れていないというか、何かをやろうとして、頑張りすぎているのかもしれない。四球をもらえたかもしれない場面でも、自分からアウトになってしまってることが何度かあった。最後の打席は、そのいい例だった」とコメントした。
この日のカブス戦、大谷は1点を追う9回に1死から第5打席を迎えた。2ボールとなったが、その後の3球は内角低めのボールゾーンに食い込むスライダーを全て空振り。三振に倒れた。チャンスで遊飛に倒れた6回2死一、二塁の場面については、「ただ安打が欲しい時もある。ちょっとアグレッシブにいきすぎだと思う。スイングが、いつもより少し大きい」と分析した。
敵地でのカブス2連戦は9打数1安打で沈黙。チームも2連敗を喫したが、同監督は「今回のオフがチーム全体にとっていいタイミングだと思う。金曜日にはうちのエースが先発するし、素晴らしい投手戦になる。みんなしっかり準備をしてくれると思う」と期待した。チーム休養日を1日挟み、25日(日本時間26日)は山本由伸投手(26)がパイレーツ戦で先発。昨季新人王の好投手ポール・スキーンズ投手(22)と投げ合うこととなる。