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【阪神】97S目の岩崎優「抑えられたので良かった」チームの心臓・救援陣で今季最多貯金3


阪神タイガースはDeNAを3-2で破り、勝利を収めた。試合は無得点のまま進行し、阪神のリリーフ陣が奮闘を見せた。10回表に1点を先制後、岩崎優投手が登板し、2死二塁のピンチを迎えるも、京田を見逃し三振に仕留めて試合を締めた。岩崎は感情を表に出し、グラブを叩いて喜びを表現した。この勝利で、岩崎は阪神の歴代セーブ数で単独3位となった。この試合では、桐敷が堅実なリリーフでピンチを抑え、及川や石井も好投し、島本が9回にサヨナラ機を防ぐなど、リリーフ陣が光った。監督の藤川は「チームの心臓」としてブルペンを評価し、リリーフ陣の活躍を称賛した。

DeNA対阪神 DeNAに勝利しガッツポーズを決める阪神岩崎(撮影・たえ見朱実)

<DeNA2-3阪神>◇22日◇横浜

自慢のリリーフ陣で、阪神1勝をもぎ取った。1点奪った直後の10回裏。マウンドには阪神岩崎優投手(33)が上がった。簡単には終わらず、2死二塁の同点機。それでも最後はこの日2安打の京田を見逃し三振に仕留め、グラブをたたいて感情をあらわにした。

岩崎 展開が展開だったので。絶対取りたかった。良かったです。自分のベストでいけばいいと思ったので。それで打たれたら仕方ないけど、今日は抑えられたので良かった。

先発門別の降板後、リリーフ5人をつぎ込んだリレーの大トリ。球団ではドリスを抜いて歴代単独3位の97セーブ目となった。両軍無得点のままイニングだけが進んだ試合展開。それぞれが持ち場で踏ん張り、何度もピンチをしのいでつないだ。

まずは桐敷だ。1点リードの6回1死一、三塁。先発門別の後を受けて2番手として登板。いきなり4番牧に一、二塁間を破る同点打を浴びたが、集中力を切らさなかった。なおも1死一、二塁とピンチが続く中、5番宮崎、6番山本から連続三振。バットにすら当てず、勝ち越しムードを沈黙させた。

桐敷 結果は結果なので。あそこから最少失点で行くことが一番、自分のやるべきこと。そこは切り替えてやりました。中継ぎで勝ったじゃないけど、そういうゲームかなと思います。

7回は及川、8回は石井がともに打者3人での無失点リレー。9回には島本が2死二塁のサヨナラ機を招きながらも、蝦名を空振り三振に仕留めて踏ん張りきった。

かねてブルペンは「チームの心臓」だと表現してきた藤川監督。「やっぱり徐々に、手放しで喜んではいけないですけど、形づくりというところでは…」と笑顔で手応えをにおわせた。虎の強みを存分に生かした、大きな勝利となった。【波部俊之介】

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