
<日本ハムー楽天>◇23日◇エスコンフィールド
NPBデビューとなった日本ハム古林睿煬投手(24)は、5回2/3を投げ9安打7失点(自責5)で降板した。
初回、四球と安打で1死一、三塁のピンチを招くと、楽天フランコ内野手(32)のゴロを三塁・清宮幸太郎内野手(25)が適時失策。プロ初スタメンマスクの吉田賢吾捕手(24)の捕逸など、味方のミスが重なって3失点スタートとなった。
2回以降は立て直したものの、球数が100球に差しかかった6回には、浅村栄斗内野手(34)に3ランを浴びた。「特別な感覚でマウンドに上がりました。今日の投球としっかり向き合って、修正すべきところを見つめ直したいと思います」。
最速157キロの昨季台湾MVP右腕「火球男」。この日の最速は154キロだった。
◆古林睿煬(グーリン・ルェヤン)2000年6月12日、台湾・台中市生まれ。平鎮高中から18年ドラフト1位で台湾・統一に入団。19年に1軍デビューし、21年は史上最年少で開幕投手を務めた。23年は台湾代表としてアジアプロ野球チャンピオンシップに出場。24年は21試合登板、10勝2敗、防御率1・66で最優秀防御率のタイトルを獲得し、年間MVPにも輝いた。台湾プロ野球での通算成績は70試合登板、32勝15敗、防御率2・48。184センチ、81キロ。右投げ右打ち。