
先週の入れ替え&ファーム情報を、球団別でおさらい。セ・リーグ編。
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【広島】21日に西野、福田、ドラフト6位片山が登録抹消となった。ウエスタン・リーグでは5年目の来田が20日ソフトバンク戦(筑後)で今季1号の2ランを放つなど、打率3割6分4厘とアピールしていた。2軍再調整中の山崎も5試合に登板して無失点を続けている。右内腹斜筋の筋損傷でリハビリ中の森は22日の阪神戦(杉本商事BS)で実戦復帰を予定している。
【阪神】中継ぎで再調整していたゲラが小野寺とともに15日に1軍へ。3戦連続でKOのビーズリーが18日に2軍再調整、島本が初昇格した。5日巨人戦(東京ドーム)での先発初勝利後に、2軍調整を続けていた富田が21日に1軍再合流。24日DeNA戦(横浜)での先発が見込まれる。2軍では、下肢の張りで出遅れている大竹が20日広島戦で7回2失点と好投した。
【巨人】15日に開幕から状態が上がらない坂本が2軍再調整に。18日のイースタン・リーグ西武戦では戸郷が先発して6回3安打無失点。坂本も同戦から出場し、20日までの3試合で打率3割3分3厘。キャベッジは左親指痛で離脱した。育成の笹原が14日に支配下契約を締結し、16日DeNA戦から1軍に昇格。17日同戦後には田中将が登板機会なしで抹消となった。
【中日】入れ替えがなかった先週だが、ドラフト1位金丸が15日2軍オリックス戦で初先発。4回5安打3失点(自責2)だった。今後はさらにイニング、球数を増やす。中継ぎで昇格を目指す根尾は開幕から8試合で防御率0・00をキープ。16日2軍オリックス戦でも最速150キロの直球で3者凡退に抑えた。打者では鵜飼が先週の5試合で19打数6安打の打率3割1分6厘、4打点と当たっている。
【DeNA】2軍投手陣が軒並み好調を維持している。15日は庄司、16日は小園が好投して勝ち投手に。18日には二刀流の武田がイースタン初先発で3回完全6奪三振などでノーノーリレーを完成させた。19日には吉野が完封、20日にはドラ1竹田が3回無失点。東、ジャクソン、ケイ、バウアーら1軍先発陣の牙城は高いが、若手たちもそろって猛アピールを続けている。
【ヤクルト】村上が今季初昇格だった17日阪神戦で上半身コンディション不良が再発し、18日に出場選手登録を抹消。オープン戦で左膝を再負傷した塩見は9日に左前十字靱帯(じんたい)の手術を受けた。イースタン・リーグでは新人のドラフト2位モイセエフが18日ロッテ戦で2号ソロを放ち、同1位中村優は15日DeNA戦で2回3安打1失点とプロ入り後2試合目の実戦登板。