
巨人山崎伊織投手(26)が球団新記録がかかる次戦に向けて、調整した。
21日、川崎市・ジャイアンツ球場で投手練習に参加。23日、中日戦(東京ドーム)で先発予定の右腕は、キャッチボールやブルペン投球などで汗を流した。今季は3戦3勝。好調の要因について「開幕前の1週間のどこかのタイミングで、気持ちちょっとテイクバックをちっちゃめにとった。すごく投げてる感じが良くて(オープン戦で)結果が出なかったのをポンと押し上げてくれた感じがします」と明かした。
その上で「自分でも本当にできすぎなぐらいだと思うんですけど、これを維持してやっていけるのが大事かなと思います」と気を引き締めた。
開幕から快投を続けている。3試合で23回連続無失点。球団では07年高橋尚成氏の28回が最長で、次戦は球団記録の期待もかかるが「絶対に点を取られる時は来ると思うんですけど、そこでダダっと点を取られてしまうのか、1点で粘って最少失点でいけるかっていうのは、気持ちの部分も大きいと思うので。絶対に0という気持ちもありますけど、ポンと点を取られた時になんとか試合を作って粘って。なんとか終盤に逆転できる状態を残さないといけない」と話した。