
<アストロズ2-3パドレス>◇20日(日本時間21日)◇ミニッツメイドパーク
昨季まで3年連続で首位打者に輝いているパドレスのルイス・アラエス内野手(28)が、相手野手と交錯して病院に搬送された。
「2番DH」で出場したアラエスは初回、先頭タティスが四球で出塁した後の第1打席。犠打を試み打球を一塁方向に転がし、一塁手が捕球してベースカバーに入った二塁手デュボンにトスしたが、アラエスとデュボンが塁上で衝突した。アラエスはそのまま倒れ込み、シルト監督やトレーナーが駆け寄って状態を確認。選手らも集まって見守る中、約8分後に担架で搬送された。搬送されている最中には、サムアップポーズを見せていた。なお、デュボンはその後もプレーを続けた。
パドレスの球団公式Xは「アラエスは検査のためヒューストンの病院に搬送された。容体は安定し、意識もあり、反応もしている。手足を動かすこともできている」と伝えた。
ベネズエラ出身のアラエスは22年にツインズ、23年にマーリンズで首位打者を獲得。昨季途中にパドレスに移籍し、リーグトップの打率3割1分4厘を記録した。今季は打率2割8分7厘、3本塁打、7打点、OPS.755。