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バルセロナ・フリック監督「信じられないようなプレー」逆転導いたラフィーニャを大絶賛


バルセロナはスペインリーグ第32節でセルタと対戦し、劇的な4-3の逆転勝利を収めました。試合はフェラン・トーレスの先制ゴールでスタートしたものの、セルタのボルハ・イグレシアスにハットトリックを許して一時は1-3の劣勢に立たされました。しかし、ダニ・オルモとラフィーニャの得点で同点に追いつき、試合終了間際のPKをラフィーニャが決めて勝利を勝ち取りました。フリック監督は不屈の精神を見せた選手たちを称賛し、特に決定的なゴールを決めたラフィーニャに満足しているとコメントしました。一方、レバンドフスキは負傷により後半途中で交代し、今後の検査結果が待たれます。

セルタ戦、終了間際に決勝ゴールを決め喜ぶラフィーニャ(ロイター)

<スペインリーグ:バルセロナ4-3セルタ>◇19日◇第32節◇エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス

バルセロナのフリック監督が大苦戦を強いられたセルタ戦後、「1-3にされた後、信じられないようなプレーを見せてくれた」と勝負を決めたラフィーニャを称賛した。

バルセロナは19日にホームで行われたスペインリーグ第32節でセルタと対戦した。フェラン・トーレスのゴールで幸先の良いスタートを切るも、その後、ボルハ・イグレシアスにハットトリックを許し劣勢に立たされた

しかし、ダニ・オルモとラフィーニャの得点で3-3の同点に追いついた後、終了間際のPKをラフィーニャが冷静に決め、4-3の逆転勝利を達成。勝ち点を73に伸ばし、2位レアル・マドリードに暫定ながら勝ち点7差をつけ、首位の座を確固たるものにしている。試合後、フリック監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙マルカが伝えた。

フリック監督はセルタ戦について、「大きな誇りを感じている。素晴らしい試合を制することができた。1-3のリードを許してしまったが、決して諦めなかった。タフな試合だったし苦しんだが、全力を尽くして勝利を収めることができた」と喜びを露わにした。

チームに勝利をもたらせたラフィーニャについては、「PKについては分からないが、彼には満足している。前半は少し苦しんだので、非常に重要な存在だったし、彼にはポジティブに考えるように言ったんだ。1-3にされた後、信じられないようなプレーを見せてくれた」と大絶賛した。

フリック監督はまた、左足大腿部を痛めたため、後半途中に交代を余儀なくされたエースのレバンドフスキについて、「検査結果を待たなければならない。私の経験から言えば、明日どうなるか様子を見た方が良いだろう」と説明した。

レバンドフスキはこの後、20日に検査を受ける予定だが、26日にセビリアで開催される国王杯決勝のRマドリード戦を欠場する可能性が高くなっている。(高橋智行通信員)

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