
<レンジャーズ-ドジャース>◇18日(日本時間19日)◇グローブライフフィールド
ドジャース大谷翔平投手(30)が、真美子夫人の出産に伴い、最長3日間の「父親リスト」(産休制度)入りした。試合前、デーブ・ロバーツ監督(52)が明かした。
同監督によると、出産日などの詳細は不明で「いつ戻ってくるかは分からない」と現状を説明した。
大谷は昨オフ、自身のSNSでベビー服などの写真を更新。新しい家族が増えることを明かしていた。
◆父親リスト 英語ではパタニティーリスト(paternity list)。父親のための産休制度。24時間以上、72時間以下のチーム離脱が認められる。この間はサービスタイム(メジャー登録日数)に加算される。11年から導入されたが、当初は米国でも選手が産休を取ることに難色を示す空気もあり、14年にメッツのダニエル・マーフィーが同制度を利用して産休を取った時には、是非について大きな議論が起こった。
今では選手の産休が当たり前となり、日本人では過去に、田中将大(ヤンキース)、川崎宗則(ブルージェイズ)、前田健太(ドジャース)、青木宣親(ブルワーズ)、ダルビッシュ(パドレス)、鈴木誠也(カブス)らが取得している(所属は当時)。