
負傷離脱中の主力2選手が、早ければ4月中の1軍復帰も見えてきた。下半身のコンディション不良で調整中のDeNAオースティンが18日、球団施設DOCKで屋外での打撃を再開。最終セットでは5連発を含めて柵越えを連発し「いい感覚でした。あまり力を入れすぎないように意識しました」と体の状態を確かめながらも、リハビリの段階は1歩前進した。
2軍での実戦復帰を経て、1軍復帰へとステップを踏む予定。守備練習なども問題なくこなし、当初の予定よりも早いペースでリハビリが進んでいるが「再発したら長期離脱になってしまうので、そういうのがないように少しずつ進めていきたい」と慎重な姿勢を示した。
右手親指骨折で開幕直前に離脱した桑原も、順調にリハビリが進んでいる。この日はオースティンらとともに外野での守備練習や打撃練習を行った。患部の腫れは引かず、指が曲がらない状態が続いているが「痛みは出ないですし、打撃でももともと親指はあまり使わない。送球も問題ないですし、野球に支障ないです。100%の状態できているので、試合復帰するのも近いかなと思います」と回復ぶりを強調。1軍復帰へ着実に近づいている。【小早川宗一郎】