
<ヤクルト5-7阪神>◇17日◇神宮
阪神門別啓人投手(20)がリリーフでも快投を見せた。4回で降板の先発ビーズリーの後を受けて5回から登板。1番から始まる打順で、ここまで2安打の西川を左飛。2番長岡、3番サンタナも抑え、3者凡退でリズムをつくった。回またぎの6回は、この日復帰の主砲村上を一ゴロに封じると、2者連続三振。「三振を狙いにいってとれた。すごくこれからにつながっていく」と手応え十分だ。
24年4月19日中日戦(甲子園)以来の中継ぎ登板でパーフェクト投球。流れを呼び込み、勝利に貢献した。「あそこからテンポがよくなった気がした。試合を運ぶという意味では、すごくいい仕事ができた」。6日巨人戦(東京ドーム)でのプロ初勝利から中6日で13日中日戦(甲子園)に先発予定も雨天中止。この日から中継ぎ待機していた。次の先発は23日DeNA戦(横浜)が見込まれる左腕。中継ぎでの経験も弾みにしてプロ2勝目を狙う。