
東京から舞台を変え、本拠地シカゴで再戦が実現する。カブス今永昇太投手(31)が22日(日本時間23日)のドジャース戦で先発する可能性が高まった。15日(同16日)のパドレス戦に先発し、5回1失点と好投。現状、先発ローテは5人で、中6日となる次回登板で大谷と今季2度目の対戦を迎える。3月の開幕戦では2打数無安打。昨年も2試合対戦し、計5打数無安打に抑え込んだ「大谷キラー」が、再び大谷封じに燃える。
登板から一夜明け、パドレス戦の試合前練習では「ダル塾」で変化球の助言を受けた。ジェスチャーを交えながら、ボールの握りやリリースなどを確認。短い距離ながら、シーズン中では異例とも言える対戦チーム相手との“キャッチボール”も実施し、ダルビッシュの言葉を熱心に聞いた。23年のWBCでは侍ジャパンのチームメートで、ともに世界一に貢献。尊敬するレジェンドからの新たな金言を胸に刻み、次回登板に向け、準備を進める。