
<パドレス4-2カブス>◇16日(日本時間17日)◇ペトコパーク
カブス鈴木誠也外野手(30)が、パドレス戦で4試合ぶりに「3番DH」で復帰した。4打数1安打でフル出場したが、チームは逆転負け。ナ・リーグ西地区首位のパドレスに負け越した。12日(日本時間13日)のドジャース戦で右手首痛で途中交代。13日(同14日)の同戦から3試合連続で欠場したが、4試合ぶりに戦列に戻った。
試合後、鈴木は「やることはたくさんあったので、まだ完璧ってわけではないですけど、振れる範囲までは来たので、(試合に)出られるかなという判断で出ました」と説明した。1打席目は高々と打ち上げたが、太陽とボールが重なり、二塁手のイグレシアスが捕球できず(記録は安打)。2打席目以降は凡退した。
2、3打席目は走者を置いた中で打てず、悔しさをにじませたが、第4打席に光明が見えた。守護神スアレスの98・4マイル(約158キロ)の速球を強振。中飛だったが、捉えた打球だった。「しっかり自分のスイングができたので、良かったと思います」と手応えを示し、次戦を見据えた。(サンディエゴ=久保賢吾)