<レンジャーズ4-0エンゼルス>◇15日(日本時間16日)◇グローブライフフィールド
エンゼルス菊池雄星投手(33)が15日(日本時間16日)、敵地でのレンジャーズ戦に先発。6回1失点と好投したものの、打線の援護がなく、3敗目(0勝)を喫した。両軍無得点で迎えた6回、バント安打と盗塁、悪送球で無死三塁のピンチから犠飛を許し、1点を先制された。試合後は「負ける時はこんな感じなんで、仕方ない」と冷静に振り返った。
今季は未勝利ながらも開幕以来4戦連続で6回をクリアし、先発の軸として貢献。ワシントン監督は「よく投げた。打線が得点できなかっただけ」と、ねぎらいの言葉を残した。菊池自身も、79球の効率的な投球に好感触を口にした。「この1週間、データや映像を見返してフォームを修正してきた。序盤から納得のいく速球がいっていた。取り組んできたことがかみ合ってきた」と、敗戦の中にも好材料を見つけていた。