
レアル・ソシエダードが今季のスペインリーグで無得点試合数が最も多いチームになったことをスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が14日に報じた。
Rソシエダードは12日に行われたマジョルカ戦に0-2で敗れ、この試合の前までの公式戦4試合で記録していた11得点、1試合平均3ゴール近くを奪っていた勢いが止まってしまった。
Rソシエダードが無得点に終わるのは、今季のスペインリーグ31試合を終えて14回目。この数字は20チーム最多であり、欧州5大リーグ(スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランス)では、レッチェ(16試合)、ベネツィア(15試合)に次ぎ、モンペリエに並んで3番目に多い。
さらに、リーグ戦14試合無得点というのは、Rソシエダードが21世紀に入ってから、2部に降格した06-07年シーズンの20試合に次いで悪い成績であり、14-15年、15-16年、18-19年の3シーズンの13試合を上回っている。
リーグ戦はまだ、ビリャレアル、ビルバオ、アトレチコ・マドリード、レアル・マドリードとの上位陣との対戦を含む7試合が残っている。そのため、結果次第でこの数字はさらに悪化する可能性がある。(高橋智行通信員)