
レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)が古巣マジョルカ戦で、公式戦2試合ぶりに先発するとスペイン紙マルカが試合前当日に報じた。
Rソシエダードのアルグアシル監督は、12日にホームで行われる第30節マジョルカ戦に向けて24人を招集した。ブライス・メンデスとパチェコが復帰した一方、スベルディア、アゲルド、パチェコ、ザハリャン、ベッカー、オドリオソラがけがで招集外。レギュラーの2人が欠場するセンターバックに大きな問題を抱えている。
マルカ紙は欧州カップ戦出場権争いのライバルとの重要な一戦に向け、久保がスタメン復帰すると予想。システムは4-3-3で、スタメンはGKレミーロ、DFアランブル、ジョン・マルティン、エルストンド、アイエン・ムニョス、MFスチッチ、スビメンディ、パブロ・マリン、FW久保、オヤルサバル、バレネチェアとなっている。
対するマジョルカは、直近のリーグ戦7試合連続でスタメン入りを果たし、2ゴールと好調を維持していた浅野拓磨が負傷欠場を余儀なくされ、日本人対決は実現せず。さらに、モルラネス、エースのムリキ、Rソシエダードの下部組織出身のロベルト・ナバーロがけがでメンバー入りできなかった。
前節ラス・パルマス戦に勝利し、2連勝を達成したRソシエダードのスペインリーグ成績は、30試合12勝5分け13敗の勝ち点41で、8位。マジョルカは前節セルタ戦に敗れ2連敗中。リーグ戦成績は30試合11勝7分け12敗の勝ち点40で10位に後退している。(高橋智行通信員)