
<阪神-ヤクルト>◇10日◇甲子園
阪神佐藤輝明内野手(26)の復帰初打席を今季本拠地初安打となる右前打で決めた。1回2死走者なしで迎えた第1打席でコールされると、ファンは拍手と歓声で歓迎。3ボール2ストライクと粘ったヤクルト先発山野の7球目141キロカットボールをライト前に運んだ。
スタメン出場は6日巨人戦(東京ドーム)以来。開始前に今季初めて本拠地で三塁守備に就くと、スタンドから歓声も一際大きくなった。
佐藤輝は体調不良のため、8日と9日の試合前練習では、グラウンドに姿を見せず、2日連続でベンチスタート。8日のヤクルト戦は代打で出場したが空振り三振に終わっていた。この日の本拠地初の試合前練習に参加し、フリー打撃では強いスイングを披露。バックスクリーン方向への柵越え1本など、外野に鋭い打球を飛ばしていた。