
ブルージェイズは9日(日本時間10日)、ウラジーミル・ゲレロ内野手(26)との契約延長を正式に発表した。契約内容は来季から14年間で、総額はメッツのソト外野手、ドジャース大谷に次ぐメジャー史上3番目に高額となる5億ドル(約750億円)。ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者によると、このうち契約ボーナスが総額の65%に当たる3億2500万ドル(約488億円)で、給料は14年間で1億7500万ドル(約263億円)の驚きの構成になっていることが判明した。給料の倍近くの契約ボーナスは、14年間で分割して支払われるという。ぜいたく税の計算に適用される年平均額は3571万ドル(約53億6000万円)になる。
同記者によると、契約ボーナスは選手の居住地の税制度が適用されるため、所得税のないフロリダ州に居住しているゲレロは、ボーナス分の税金を節約できるなどのメリットがあるという。
今季がメジャー7年目のゲレロは、21年に48本塁打で本塁打王に輝き、昨季まで4年連続オールスターに選出。今季はここまで12試合で打率2割5分5厘、0本塁打、4打点としている。