
<阪神3-5ヤクルト>◇9日◇甲子園
阪神藤川球児監督(44)が、プロ野球史上初の24年連続勝利を達成した1学年上にあたるヤクルト石川雅規投手(45)の投球を“教材”として薦めた。
阪神は2回に石川の悪送球も絡み3点を先制するも、3、4回は出塁しながら無得点。5回は3者凡退で、6回に逆転され、勝利を献上した。
藤川監督は「佐藤(輝)もいないというところで、みんなも自分たちでというところではあると思うんだけど、その後、なかなかつながりが出なかった。もう1本というところで最後、押し切れなかった」と打線について言及。
その上で、粘りきって勝利投手となった先輩左腕について「やっぱり粘り強さは見習うべきところがたくさんあると思いますね。途中で苦しい状況にもかかわらず、粘り強く投げきろうとするところは、やっぱりこれだけ長くできている証しだなと思いますし。うちの選手も含めて、12球団の選手がまた勉強になるんじゃないですかね。打席においてもね」と語った。