
<ロッテ1-0楽天>◇5日◇ZOZOマリン
ロッテ小島和哉(28)が開幕投手の意地を見せた。直球を軸にストライク先行で追い込み、楽天打線を8回4安打、7奪三振、105球で無失点に抑えた。チームの連敗を3で止め、本拠地初勝利へと導いた。「相手に集中し、打者と対峙(たいじ)することだけ考えた」と振り返った。
自身3度目の開幕投手を務めた前回登板のソフトバンク戦は、4回4安打4四球1失点。チームは勝利したものの「四球が多かった」と悔いの残る投球となった。この1週間で徹底的に投げ込み、フォーム修正。2日前のブルペン投球は「ひどすぎた」と言うが、どこが悪かったのかを分析し、体の変化に適応したフォームを探求し続けた。
8回2死二塁のピンチでは、昨季7打数4安打2本塁打と相性の悪い伊藤を空振り三振に仕留めてガッツポーズ。「遅い球は勇気がいるが、開き直って投げた」と緩いチェンジアップで得点を許さず、その裏の決勝点へと導いた。
昨年も開幕戦は勝てず、2戦目で12球団最速の完封勝利を遂げた。吉井監督は「勝負根性がある子なので頑張ってくれた。完封も狙える球数だったが、まだ4月なので後に響くから」と先を見据えての継投策。2年連続で2戦目に大仕事をやってのけたエースの仕事に満足げだった。