
セレッソ大阪は上位浮上を懸け、天敵2チームとの連戦に臨む。
次節6日は敵地でサンフレッチェ広島戦。21年9月の勝利を最後に、22年天皇杯準々決勝とルヴァン杯決勝を含めれば、公式戦8戦連続で未勝利(2分け6敗)と大の苦手。力ずくでねじ伏せられた試合も多い。
次々節12日の鹿島アントラーズ戦は、ホームでは悪夢の12連敗中。うち7戦は完封負けで、内容でも太刀打ちできていない。
現在4位広島、首位鹿島に対するアレルギーはクラブ内に根深くある。
今季開幕から2勝3分け3敗で13位につけるC大阪は5日、就任1年目のアーサー・パパス監督(45)がオンラインで取材に応じ「私たちには全て大事な試合。簡単には勝てない相手」と広島の強さを認めつつ、「自分たちのサッカーをして、ボール持っていないところでも、アグレッシブさを出す」と意気込んだ。
前節2日はファジアーノ岡山を下し、開幕以来7試合ぶり、今季ホーム初勝利を挙げたばかり。
ただ、その試合で守備の要DF畠中槙之輔(29)が右ふくらはぎを負傷。GK福井光輝(29)も脳振とうの疑いで交代しており、ともに広島戦は欠場となりそうだ。
指揮官は「福井は頭を打って、次は出られないかもしれないが、幸い(大事には至っていない)というところ。畠中もそこまで重くはない。最悪は防げた」と説明。代わりに、DF西尾隆矢(23)とGKキム・ジンヒョン(37)が先発するとみられる。
パパス監督は以前、C大阪が苦手にする鹿島戦などについて「不思議なデータもあるが、とらわれないこと。自分たちが積み上げているものを出せるか。構築しているものを、どれだけ出せるか。それが信念だ」とコメントしている。
主力がけがに見舞われたとはいえ、C大阪が広島や鹿島戦の負の歴史に終止符を打てれば、チームは大きく成長する。