
<楽天4-1西武>◇3日◇楽天モバイルパーク
楽天ドラフト1位の宗山塁内野手(22)が、2日遅れの本拠地開幕戦で鮮烈デビューを果たした。西武戦に「1番遊撃」でフル出場。初回にホーム初安打を放つと5回にも快音を響かせ、球団新人初となる開幕戦から4試合連続安打を記録した。「45歳まで現役」を目標にする中、1年目から19年連続勝利を達成した岸孝之投手(40)のすごみを肌で感じながら躍動。2日連続の雨天中止を経て東北開幕に花を添えた。
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初めて本拠地のお立ち台に上がった宗山が、ファンに大歓声で迎えられた。2日遅れのホーム開幕戦にプロ初の1番で先発。2安打を放ち、球団新人初の開幕戦から4試合連続安打をマークした。「イーグルスのファンの方々がとても多かったですし、自分のタオルだったり、ユニホームを持っておられるファンの方がたくさんいたので、それはすごく見えましたし、力になりました」。雨も降る中、背中を押してくれたファンに感謝した。
初回にいきなり快音を響かせた。西武上田の6球目、外角高めの112キロカーブを中前へ運ぶクリーンヒット。5回には外角低めの130キロチェンジアップにバットをうまく合わせ、遊撃の頭上を越える技ありの一打を放った。広陵(広島)で同期だった左翼渡部聖の好返球で適時打とはならなかったものの、プロ2度目のマルチ安打とした。
宗山には「45歳くらいまで現役を続けたい」という目標がある。この日は遊撃の位置から最高のお手本の姿を目に焼き付けた。先発岸が新人から19年連続勝利を達成。「一番自分を理解されてというか、ストロングポイントをしっかりと試合で出せるのが年数を重ねて生き残っていけるプレーヤーだと思う。学べることがたくさんあると思いますし、長く野球する上で大切なことも何か聞けるタイミングがあったら聞きたい」。ベテランから長くプレーする極意を吸収する。
開幕から4試合を終えて19打数6安打、打率3割1分6厘と上々の滑り出しを見せた。それでも「内容にこだわってもっとやっていけたらなと思う」と気を引き締める。明日4日からは敵地でロッテとの3連戦。本拠地で好発進した勢いを次につなげる。【山田愛斗】