
西武は6月3日に花咲徳栄高の吹奏楽部が、同4日に浦和学院高の吹奏楽部が、それぞれ特別応援イベントを開催すると発表した。
ともに交流戦ヤクルト戦が開催され、両校の吹奏楽部は各日とも左翼席の西武応援席で、西武私設応援団とともに演奏を行う。
花咲徳栄吹奏楽部は昨年に続き、2度目の来場となる。OBの西川愛也外野手(25)は「今年こそは打席に立って、僕の応援歌を吹奏楽部の皆さんに演奏してもらえるよう、結果を出し続けたいです」と球団を通じ意気込みをコメントした。
西川は昨年の開催日となった6月11日の広島戦で1軍ベンチにいたものの、試合出場はなし。しかし吹奏楽部の懸命な演奏は西武ファンの心を強く打ち、試合後には「いいぞいいぞ、徳栄!!」のコールも発生した。一方で西武ファンに人気の「チャンステーマ4」は同校野球部の応援に正式採用。昨夏の埼玉大会でもチャンス時に演奏され、甲子園出場を後押ししていた。
今春センバツは浦和実がベスト4入りし、大きな話題になった。長年、埼玉の高校野球を引っ張ってきた両雄との“共演”も、今年の交流戦を盛り上げる。