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【巨人】石川達也プロ1勝「ヒット性の当たり何個もアウトに」感謝体現ベンチ前で野手全員出迎え


プロ野球・巨人の石川達也投手が、ヤクルト戦でプロ初勝利を達成しました。試合は3-0で巨人が勝利。石川は5回を投げて3安打無失点、ピンチの場面で打者を次々と抑える見事な投球を披露しました。彼はDeNAから昨年戦力外通告を受けた後、巨人に入団し約5か月間努力を続けてきた結果、実力で開幕ローテーションを勝ち取っています。試合後「拾っていただいたジャイアンツ関係者の皆さんに感謝」と述べ、今後の意気込みを語りました。

巨人対ヤクルト プロ初勝利を挙げた巨人石川は左手にウイニングボール、右手に初安打初打点のボールを手に笑顔(撮影・たえ見朱実)

<巨人3-0ヤクルト>◇30日◇東京ドーム

感謝の思いをグラウンドで体現した。巨人石川達也投手(26)は勝利投手の権利がかかった5回に1死一、二塁のピンチを招いた。「なんとしても抑えようという気持ちで」と最後の力を振りしぼり赤羽を空振り三振、西川を一邪飛に打ち取り、5回3安打無失点でプロ初勝利を飾った。ホッとした表情を浮かべたが「ヒット性の当たりを何個もアウトにしていただいた」と、ベンチ前で野手全員を出迎えたところに、石川らしさがにじみ出ていた。

ここぞの場面で“魔球”が、さえ渡った。3回2死二、三塁で西川と対戦。カウント2-2から117キロチェンジアップで空振り三振を奪い「あそこを三振で切り抜けたのはすごく大きかった」とピンチの場面で一番自信のあるボールを選択した。

謙虚に約5カ月間を過ごしてきた。DeNAから戦力外通告を受け、昨年11月に巨人に入団。「拾っていただいたジャイアンツ関係者の皆さんに感謝」の思いを持って猛アピールを続けてきた。2軍戦を含めた実戦6試合で16 1/3回を投げて1失点。実力と結果で開幕ローテをつかみ取ったが「自信はないですよ。常にないっすよ」と、おごることなく準備を進めてきた。

親しみやすい性格で移籍1年目からチームに溶け込んだ。キャンプ中から年下、年上分け隔てなくコミュニケーションを図った。だからこそ、ピンチの場面では親交の深い坂本をはじめ、仲間たちが声かけしてくれた。チームを開幕3連勝に導いた左腕は「今日の1勝を本当に自信にして頑張っていきたい」。石川のセカンドチャレンジが始まった。【水谷京裕】

◆石川達也(いしかわ・たつや)1998年(平10)4月15日生まれ、横浜市出身。横浜高、法大を経て、20年育成ドラフト1位でDeNAに入団。22年6月に支配下登録された。24年オフに戦力外通告を受け、巨人に入団した。178センチ、75キロ。左投げ右打ち。今季推定年俸1600万円。

◆趣味 ゴルフ

◆特技 野球以外、特になし

◆座右の銘 「目標がその日その日を支配する」、「感謝を力に」

◆永遠のライバル 楽天藤平(横浜高時代は藤平が背番号「1」で、石川が「10」)

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