
<ドジャース-タイガース>◇29日(日本時間30日)◇ドジャースタジアム
ドジャース佐々木朗希投手(23)が、本拠地ドジャースタジアムでデビュー。制球に苦しみ1回2/3を3安打4四球2失点で降板した。チームは2回に同点に追いつき勝敗はつかなかった。
1番マッキンストリーに2ボールから、96マイル(約155キロ)の直球を左前打とされたが、2番グリーンをフルカウントから96・7マイル(約156キロ)で空振り三振。
続くトーケルソンに左前打を許し、1死一、二塁からカーペンターを遊飛、5番キースを四球で歩かせ2死満塁となった。
いきなり2死満塁のピンチを招き、プライアー投手コーチがマウンドへ。直後の6番マーゴーを97マイル(約156キロ)の直球で詰まらせたが、ボテボテの打球は三塁線への不運な内野安打となり、1点を失った。
スウィーニーには10球粘られ、押し出し四球で2失点目を喫した。ロジャーズを三ゴロに打ち取り2失点で切り抜けた。立ち上がりに41球を要した。
2回は先頭クライドラーへ四球を与え、マッキンストリーの打席で暴投。マッキンストリーを見逃し三振に仕留め、2番グリーンを遊飛に打ち取った。2死二塁からトーケルソンを四球で歩かせたところで、2番手左腕ドライヤーにマウンドを譲った。ドライヤーがカーペンターを空振り三振に取り、失点を防いだ。
1回2/3を61球、3安打4四球2失点2奪三振の成績だった。最速は97マイル(約156キロ)だった。
前回登板は19日のカブス戦(東京ドーム)。3回を56球、1安打5四球1失点3奪三振だった。昨季はロッテで18試合に登板し10勝5敗。111イニングで防御率2・35、129奪三振を記録した。