
<スコットランドリーグ:セルティック3-0ハーツ>◇29日◇第31節◇セルティック・パーク
セルティックの日本代表FW前田大然(27)はホームのハーツ戦に先発し、2ゴールを挙げた。前半17分にMFマクレガーのスルーパスに抜群のスピード抜け出し、右足で冷静に流し込んで公式戦6試合連続ゴール。2-0の同41分には右サイドを抜け出したMFキューンの低いクロスに走り込み、ワンタッチで合わせた。
今季リーグ戦得点ランキング首位の15点目、公式戦通算では43試合の出場で30得点に到達。日本代表では25日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選サウジアラビア戦で好機を生かせず無得点に終わったが、スコットランドに戻ってすぐに結果を残した。ロジャーズ監督は「ダイゼンは出場すれば得点してくれる」と絶大な信頼を寄せた。
3-0の後半26分に退くと、ホームのサポーターから大きな拍手が送られた。MF旗手怜央(27)も同36分までプレー。チームはそのまま3-0で快勝し、31試合で勝ち点を78に伸ばした。