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日本代表帰りの久保建英MVP!勢い止まらぬキレキレプレーでチームの公式戦7試合ぶり勝利貢献


レアル・ソシエダードの久保建英は、スペインリーグ第29節のバリャドリード戦で切れ味鋭いプレーを見せ、チームの2-1の勝利に貢献した。久保は無得点ながらマッチMVPに選ばれた。前半23分、FWオヤルサバルが先制点を挙げ、後半23分にMFセルヒオ・ゴメスがフリーキックを直接決めた。久保は卓越した個人技と高い闘争心で相手を圧倒し、チームの勝利に重要な役割を果たした。次にレアル・マドリードとの国王杯準決勝が控えており、さらなる活躍が期待されている。

レアル・ソシエダード久保建英(2024年撮影)

<スペインリーグ:Rソシエダード2-1バリャドリード>◇29日◇第29節◇サンセバスチャン

日本代表活動から戻ったレアル・ソシエダードMF久保建英(23)が、ホームのバリャドリード戦で切れ味鋭いプレーを繰り返し、2-1の勝利に貢献した。無得点だったがマッチMVPに輝いた。

チームは前半23分にFWオヤルサバルが先制点を挙げると、後半23分にはMFセルヒオ・ゴメスのFKが直接ゴールイン。後半追加タイムに1点を返されたが逃げ切った。2月23日のレガネス戦(3-0)以来、公式戦7試合ぶりの勝利となった。

4-3-3の右ウイングで先発した久保は、遠征帰りの疲れも見せず、持ち前の巧みなボールタッチで相手を翻弄(ほんろう)した。前半30分には後方からのパスをワンタッチでターンし、鮮やかに相手をはがした。すぐさまドリブルで持ち込むと左サイドの味方選手へパス。得点にはならなかったが個人技から好機を演出した。

後半2分にはヒヤリとする場面があった。縦パスに飛び出し、縦へ持ち出そうとしたところ激しいスライディングタックルで倒された。相手選手にイエローカードが出た危険なプレー。久保は顔をしかめながらも大事に至らず。その後は何事もなかったかのように躍動した。

後半7分には右のゴールライン際からドリブルで相手をかわして持ち込んだ。そこでパンツを引っ張られて倒されたがファウル判定なし。ここは地面をたたいて抗議した。

後半10分には相手とのデュエルを制し、前を向くとドリブルでゴールに向かった。鋭い持ち込みから左足シュートを放ったが、ゴール右へわずかに外れた。相手は激しくファウルまがいのプレーで止めにかかったが、久保はそれを上回るような強さと鋭さでバリャドリードゴールへと向かった。

後半18分にも自陣での鋭いターンで相手を外し、敵陣へ約40メートルも速いドリブルで持ち込んだ。同30分にはカウンターから味方パスを受けようとゴール前へ走ったが、パスが遅く、帰陣した相手選手3人の前にシュートはブロックされた。それでも闘争心むき出しの強度の高いプレーを繰り返した。

心身ともに成長し、日本代表では攻撃の軸となっている。20日のバーレーン戦(2-0勝ち)では1得点1アシストと全2得点に絡む大活躍で、8大会連続8度目のワールドカップ(W杯)出場を決めた。25日のサウジアラビア戦(0-0引き分け)でも先発出場し、随所に好プレーを披露。2試合連続でマンオブザマッチに選出された。「W杯優勝」を目標とする森保ジャパンにあって、久保ら欧州組の成長が求められる。それを自覚するような奮闘ぶりだった。

その勢いはスペインに戻っても継続している。この日は2点差となった後半36分でお役御免の途中交代。余力を残す形で今度は中2日、4月1日(日本時間2日)にはレアル・マドリードとのスペイン国王杯準決勝第2戦が待っている。

第1戦はホームで0-1と落としているが、サウジアラビア戦後に「なんか勝てそうな気がしている。そこで勝てたら気持ちいいだろうなと思っているので、しっかりいい準備がしたい」とコメント。予言は当たるのか、世界最強軍団に充実の久保が挑む。

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