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【解析料理】新潟、J1で18年ぶりに途中出場選手2人がゴールは光明 最後の時間稼ぎは不要


明治安田J1リーグ第7節で、アルビレックス新潟はホームでガンバ大阪と3-3で引き分け、開幕7戦での初勝利を逃しました。新潟は前半に1点を先制したものの、その後ミスから2失点し、逆転を許しました。しかし、後半に途中出場の選手たちが活躍。奥村仁が同点弾を決め、続けて矢村健が勝ち越しゴールを奪いました。新潟の途中出場選手による得点は、J1では18年ぶりの快挙でした。しかし、終盤に再び相手に押し込まれ、PKを与えてしまい、失点を重ね引き分けに持ち込まれました。試合後、ガンバ大阪の宇佐美貴史は新潟のプレーを称賛しました。次の試合は福岡戦が控えており、気持ちを切り替える必要があります。

2-2の後半37分に勝ち越しゴールを奪い、雄たけびを上げる新潟・矢村(右)(撮影・小林忠)

<明治安田J1:新潟3-3G大阪>◇第7節◇29日◇デンカS

運も実力のうちか。アルビレックス新潟は29日、ホームでG大阪と3-3で引き分け、開幕7戦勝ちなしとなった。前半18分にMF長谷川元希のゴールで先制したものの、その後に「ミス」が絡んで2失点。1-2から途中出場の2人がゴールを決めて逆転に成功したが、押し込まれた終盤にMF宮本英治のハンドでPKを献上。不運な形で3失点目を喫し、今季リーグ戦初白星を逃した。

それでも光明はあった。暗い気持ちを少しでも明るくするため、まずはこの試合で達成された好記録に目を向けたい。今季は前節まで計6得点。そのうち4点が前半で、後半に1試合2得点は今季初めてだった。

さらに、今季ここまで1点もなかった途中出場選手にもゴールが生まれた。しかも2人。後半29分にMF奥村仁が右足ダイレクトで蹴り込み、同37分にはFW矢村健がG大阪の元日本代表DF中谷進之介をシュートフェイントでかわして右足でねじ込んだ。

新潟で途中出場の2人がゴールは、07年3月11日にFW河原和寿とMF田中亜土夢がホームの浦和戦(2-2)で記録して以来、J1では18年ぶりだった。だが、そこから追加点を目指すのではなく、時間稼ぎのようなプレーをしては勝利の女神にも見放される。

そうしてクラブワーストの16戦未勝利で、最下位に転落。宮本は涙を流した。ただ、同点のPKを決めたG大阪のエースFW宇佐美貴史は試合後「新潟のサッカーが素晴らしかった」と言った。次節は中3日で再びホームで福岡と対戦。落ち込んでいる暇はない。【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「解析料理」)

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