
<ドジャース8-5タイガース>◇28日(日本時間29日)◇ドジャースタジアム
ドジャース山本由伸投手(26)が5回2失点のピッチングで、2勝目とはならなかったが、メジャー自己最多の10奪三振を記録した。
昨季の同僚ジャック・フラーティ投手(29)との投げ合い。ディングラーとトーレスにソロを浴びたが、5回を91球、5安打2四球2失点10奪三振の内容だった。チームは延長タイブレークで、ムーキー・ベッツ内野手(32)のサヨナラ3ランで開幕から無傷の4連勝とした。
【山本の一問一答】
-チャンピオンリングのセレモニーがあっての登板。振り返って
ホームランを2本打たれたのと。もうちょっと、いいピッチングできたかなという感覚はありましたけど。とにかく今日の試合を勝てたっていうのはすごく良かったと思います。
-セレモニーはウオーミングアップ中で見られなかったが
試合前のセレモニーもすごい歓声でしたし、登板が終わってロッカーに戻ると(チャンピオン)リングが置いてあったので、すごくうれしかったです。
-今日は昨季共ににプレーしたフラーティと投げ合った
やっぱり特別な、他と比べると特に特別かなという存在にはなりますけど。今日もすごくいいピッチングをしてましたし、なんとか先に点を与えたくなかったんですけど、先制点を許してしまって。ジャックは6回に(フリーマンの)ホームランはありましたけど、そこまですごくいいピッチングをしてたので、本当にさすがだなとイニング間に見ながら思ってました。
-リングを見た感想
もちろんうれしいだろうなっていうのは想像してましたけど。その想像よりもはるかに喜びがありましたし、とにかくうれしかったです。
-ベッツがサヨナラ3ラン含む2本のホームラン
もうせめて外野フライと思って見てたんですけど、最高の結果だったので、もう本当にさすがだなという感じです。
-リングはつけたか
さっきは写真撮りました。
-重かったか
すごい高級な感じがしました。
-自己最多の10奪三振
変化球がすごくいい高さにいってましたし、途中からはストレートもいいコースに決まり出したので、良かったですけど。ホームランを2本浴びながら、なんとか最少失点で乗り切れたっていうのは、今日の中で良かったところかなとは思います。
-スプリットの落ち幅は去年と比べてどうか
しっかり自分のフォームで投げられることが増えたのが1つ大きな理由かなと思います。
-落ち幅は大きくしたか
いいえ。
-1回2死からキースをツーシームで三振。手応えは
(曲がり)幅もすごく大きく動いてましたし、厳しいところに狙って投げられたので、いい投球だったかなと思います。
-ドジャースタジアムで前田健太と顔を合わせた
僕が中学生ぐらいからかな、プロ野球で活躍されてる方なので、僕が中学生とかの頃からすごく憧れの存在ですし。実際お会いしても素晴らしい方だなと感じて、本当にかっこいい先輩だなと思います。
-フラーティの投げ合いで特別感は
試合の中では本当に何も考えることはないですけど。やっぱり去年一緒に戦った仲間だったので、こういった試合で投げ合えるっていうのはすごくうれしいことだなと思ってました。
-ファンの歓声や緊張は昨季と比べて
やっぱり盛り上がりは本当にすごいなと感じますし、その歓声の中でもっともっといいピッチングができるように頑張りたいなと思います。