
コラム「滝谷美夢のみゆダイアリー」。23年までファイターズガールの中心メンバーとして活躍し、今後はタレント活動、Fビレッジアンバサダーとして挑戦を続ける滝谷美夢(26)のオリジナルコラムです。
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いつもは北海道内を旅する札幌テレビ(STV)「どさんこワイド179」のロケ。今回は少し変わって、なぜ北海道には野球ファンが多いのか、北海道の野球のルーツを探りました。写真をご覧ください。なかなかに目立つ姿で札幌時計台の前に立っています。持っているのはバットのイラストです。北海道に野球が来たばかりの頃のバットは、今の平均と比べると少し長かったらしく、当時と同じくらいのバットを持って撮影したのですが、観光客の方がすごく不思議そうな顔で私を見ていました(笑い)。
なぜこの場所で撮影したのかというと、北海道で初めて野球が行われたのが、札幌時計台付近といわれているんです。当時はこのあたりに札幌農学校の演武場があり、そこで行われていたそう。今は交通量も多い場所なので想像がつかないですよね。また、北海道に野球が伝えられたのは日本の野球文化発祥とほぼ同時期だったそうで、長い歴史があると知りました。他にもいろいろな角度から学ぶことができて、北海道に野球文化が根付いたのは必然だったのかもしれないと感じました。
ロケの中で街行く方々にインタビューもさせていただいたのですが、「野球が好き」、「ファイターズを応援している」という声が多かったんですよね。今年でファイターズに携わって8年目になる私にとってはこれがすごくうれしくて。北海道に野球を伝えてくれた方や、これまで北海道で野球をしたり楽しんできた方々に「ありがとう」と感謝の気持ちがあふれました。【滝谷美夢】
◆滝谷美夢(たきや・みゆ)1998年(平10)10月1日、札幌市生まれ。大学在学中の17年にファイターズガールアカデミーに入り、18年1月のオーディションで合格。同年からファイターズガールとして活動を始める。21年にはサブキャプテンを務めるなど中心的存在となり、22年の第73回NHK紅白歌合戦出演。インスタグラムのフォロワー数は9万人以上。趣味はYouTubeを見ること、特技は弾き語り。家族は両親。160センチ。