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【センバツ】三振しない男、藤田がついに…内角直球に手が出ず新チーム発足後45打席目で三振


センバツ高校野球準々決勝で、智弁和歌山の外野手藤田一波が新チーム発足後の公式戦で初めて三振を喫しました。藤田は第2打席で見逃し、7回の第4打席でも再び三振となったが、彼はこれを前向きに捉え、次の試合に気持ちを切り替えていました。藤田は新チーム発足以来、公式戦で三振せず四死球や安打で出塁を続けてきた実績があります。この試合での三振について藤田は「想定外のボールに手が出なかった」と反省しつつも、甲子園で最善の結果を出せるよう努力すると語りました。智弁和歌山は2試合連勝で、31年ぶりの優勝を目指しています。

浦和実対聖光学院 2回裏智弁和歌山1死一、二塁、藤田は見逃し三振に倒れる(撮影・上山淳一)

<センバツ高校野球:智弁和歌山7-0広島商>◇26日◇準々決勝

智弁和歌山の「三振しない男」藤田一波(かずは)外野手(3年)が、ついに三振した。2回1死二、三塁の第2打席で、カウント2-2から5球目の内角へのストレートを見逃し。鈴木球審の手が上がり、藤田にとって新チーム発足後の公式戦45打席目で初の三振となった。7回2死三塁の第4打席も空振り三振に倒れた。

「公式戦だと昨年の夏の予選以来です。自分の中で(三振していない)意識はなかった。結果的にここまで三振せずに来ましたけど、全く意識していません」。3月の練習試合では三振していた。ただ公式戦に限れば、昨秋の新チーム発足以来ゼロ。安打を打つか、四死球を選ぶか、敵失で塁に出るか、三振以外のアウトに倒れるか。そんな打席を重ねてきた長い道のりを、藤田はそう振り返った。

1回戦・千葉黎明戦は5打席、2回戦のエナジックスポーツ(沖縄)戦は6打席に立ち、三振はなし。1回戦は2度、2回戦は3度出塁し、チームを快勝に導いてきた。ただこの日の2回は「自分の中で待ってないというか、想定外のボールで手が出なくて。でもそこは割り切って、次に向けて気持ちを切り替えていきました」と見逃し三振にも前を向いた。

1打席にかける思いが、三振ゼロにつながってきた。「その打席その打席で絶対に結果を出す、と思ってやっていたのが、そういう(三振ゼロの)結果につながっていました。これからも気にせず、まだ(甲子園で)打席があると思うので最善の結果を出せるように頑張っていきたいと思います」と藤田。31年ぶりの紫紺の大旗取りまで残り2試合。2連勝で、春を締める。

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