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【神戸】高齢者施設の約25人が練習場で熱烈応援 「Beサポーターズ!」企画の一環


ヴィッセル神戸は「Beサポーターズ!」プロジェクトの一環で、神戸市内で公開練習を行い、参加者に新しい体験を提供しました。この取り組みは日常生活で支えられる立場にいる高齢者が“支える側”として活動することで心と体を活発にするというものです。この日、参加者は選手に応援ボードや手作りのうちわを振り、「推し」に熱烈な声援を送りました。プロジェクトはサントリーウェルネスとJリーグ各クラブの協力で行われ、高齢者施設の訪問も含まれています。また選手も施設を訪問し、交流を深めています。コロナ禍での外出機会が減少した状況で、この取り組みは心を豊かにする貴重な機会となっています。

「Be Supporters!」企画の一環で練習場を訪れた参加者(撮影・永田淳)

ヴィッセル神戸は22日、神戸市内のいぶきの森球技場で公開練習を行った。

この日のグラウンド脇には、いつもの公開日とは異なる光景があった。観覧席の端に車いす席が設けられ、そこにはひときわ目立つ応援ボードを持った高齢サポーターの姿。選手写真を使った手作りうちわを持ったり、頭に選手の写真を掲げたりして「サッカーを応援するのが好きなの」と選手に声援を送っていた。

これは「Beサポーターズ!」企画の一環として実施されたイベント。「Beサポーターズ!」は、日頃支えられる場面の多い人が“支える人(サポーター)”になることで心も体も動かしてワクワクするという参加型のプロジェクトで、サントリーウェルネスとJリーグ各クラブがホームタウンの高齢者施設などで取り組みを行ってきた。

神戸は21年から活動に参加し、今回は神戸市内の3つの施設からスタッフを含めて総勢約25人が練習場に訪問。トップチーム選手を身近に感じられる場所で、それぞれの“推し”に熱烈な視線を送った。

関係者によると、ノエビアスタジアム神戸での公開練習に足を運んだことはあったというが、いぶきの森での練習見学は初めて。これまで施設で行ってきた観戦会では、普段上がらない手が試合に興奮して上がるようになったり、応援グッズを自作することで認知面でも良い影響があったりしたといい、その活動には注目が集まっている。

昨年10月には、自分たちを応援してくれていると知ったDFマテウス・トゥーレル(26)やFWジェアン・パトリッキ(27)らが自主的に申し出て施設を訪問するなど、双方向の交流も生まれている。

コロナ禍以降、外出機会が減っていた中での心が動く貴重な機会となり、スタッフも一緒になって喜びを感じられる“推し活”は、これからさらに広がっていくことになりそうだ。【永田淳】

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