
<W杯アジア最終予選:日本-サウジアラビア>◇25日◇C組◇第8戦◇埼玉
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選で、世界最速で8大会連続8度目の本大会出場を決めた日本。この日はサウジアラビアと対戦し、背番号11が驚異的なスピードを見せた。
前半19分にFW前田大然(27=セルティック)が、最前線で相手センターバックに鬼プレスをかけ、ボールを奪取。
一気に決定機に持ち込んだが、ゴール前で前田がスピード超過。ドリブルを仕掛けた前田の勢いが出過ぎて、ボールとのタイミングが合わなくなった。結局、左足で弱いシュートとなってしまった。
先制点にはならなかったが、これにDAZN(ダゾーン)で解説していた林陵平氏(38)が「キターと思いすぎたんですね。ボールより速く走っちゃいましたね」。
中村憲剛氏(44)は「彼じゃないとできない決定機ですよね。僕自身も対戦したことありますけど、速いです。数少ない、予測超えた速さですよね」。
小野伸二氏(45)は「見ててこれだけの速さですから…」とうなった。ピッチで対戦する相手には、恐ろしすぎるスピードだと3人の解説陣が声を合わせた。