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【日本代表】公式戦28発FW前田大然 絶好調要因は「自分でもあまりわかっていなくて…」


日本代表のFW前田大然が、26年W杯アジア最終予選バーレーン戦に向けて調整中。今季セルティックで28得点を挙げる絶好調の前田は、スピードと得点感覚を武器に日本を勝利へ導く期待が高まる。前田は、クラブでの活躍が自信につながり、公演練習ではFWやウイングバックといった多様なポジションでもチームに貢献する意欲を示す。前回のW杯予選出場時はコロナに感染し出場できなかった経緯もあり、今大会での活躍を誓う。

バーレーン戦の前日練習に臨む前田(右)(撮影・江口和貴)

日本代表(FIFAランキング15位)が20日、埼玉スタジアムで26年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選バーレーン(同81位)戦に臨む。19日、同所で公開練習を行った。

クラブで今季公式戦28得点と絶好調のFW前田大然(27=セルティック)がチームを勝利に導く。

今季はスピード飛び出しや前線からの守備に加え、得点感覚に磨きがかかった。欧州チャンピオンズリーグ(CL)でも得点を重ねるなど、森保一監督(56)から1トップでの起用も示唆されるほど調子が良い。

「今までやってきたことを今シーズンもやってるだけなんで、日々の積み重ねかなっていう風に思います。自分でもあまりわかっていなくて、でも前のマリノスの時も、やっぱり点を取れている時はずっと取れたイメージだったので、それが今セルティックであるのかな」

感覚派らしく、そう要因を分析した。18日は打撲の影響で別メニュー調整したが、「大丈夫です」と順調ぶりをアピール。「FWでもウイングバックでもシャドーでも代表でやってるので、どこで出てもいいようにしっかり準備したい」とポジションの関わらずチームに貢献する思いだ。

前回大会のW杯出場決定時は、招集を受けるも新型コロナウイルスに罹患(りかん)し、テレビ観戦したという。「うれしいけど悔しい部分はあったので、今回そのチャンスがやっぱりあると思うので、しっかりプレーしてそのピッチに立ちたい」。自身の活躍で、W杯出場切符をつかみ取る。【佐藤成】

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