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トラウトがオープン戦3本目の豪快弾 打球速度178キロ、ライナー性の「ザ・トラウト」アーチ


エンゼルスのマイク・トラウトがドジャース戦でオープン戦3本目の本塁打を記録しました。試合で3番右翼として出場し、6回に左中間へライナー性の打球を打ちました。昨年の手術以降、右翼へとコンバートし、今季のコンディション維持策として指名打者を併用する予定です。

エンゼルス-ドジャース 6回、オープン戦3本目の本塁打を放つトラウト(ロイター)

<オープン戦:エンゼルス-ドジャース>◇24日(日本時間25日)◇エンゼルスタジアム

エンゼルスのマイク・トラウト外野手(33)が、オープン戦3本目のアーチを放った。

「3番右翼」でスタメン出場すると、1-4の6回2死で左腕バンダの95・1マイル(約153キロ)の直球を左中間席へ運んだ。打球速度109・8マイル(約178キロ)、飛距離405フィート(約123メートル)、打球角度は21度で、トラウトらしいライナー性の打球だった。この日は第1打席で右前打を放っており、マルチ安打を記録した。

今季は中堅から12年以来の右翼へコンバート。昨年の4月に左膝の半月板を損傷し手術を受け、7月にマイナーで実戦復帰したが、再び左膝を痛めた。21年はふくらはぎの故障のため36試合、22年は背中の痛みに悩まされ119試合、23年は手首の骨折のため82試合しか出場できないなど近年は故障に苦しんでいた。

コンバートについては2月17日(同18日)にMLB公式サイトが伝えた。トラウトは同16日(同17日)にミナシアンGMとワシントン監督と会い、今シーズンのコンディション維持策について話し合い、中堅を守ることで生じる負担を減らすために、右翼手に移るのが最善だと判断。今季は指名打者を務める日も織り交ぜることになった。

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