
<オープン戦:ドジャース-エンゼルス>◇23日(日本時間24日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が、「1番DH」で帰国後初のオープン戦に出場し、2打席ノーヒットでベンチに下がった。
1回無死で右腕ソリアーノと対戦。フルカウントから内角低めのツーシームを見極め四球で出塁したが、盗塁のそぶりは見せず、1死から3番フリーマンの二ゴロ併殺では二塁に滑り込んだ。
第2打席は0-1の4回無死、カウント1-2から真ん中付近のツーシームを引っかけ、二ゴロに倒れた。
第3打席は1-1の5回2死一、二塁の好機で巡ったが、代打テーラーが送られ交代となった。
古巣エンゼルスとの対戦で、試合前にはマイク・トラウト外野手(33)と再会。試合前のウオーミングアップの際、中堅付近でお互いに近寄ってがっちりとハグを交わした。笑顔で談笑するなど「トラウタニ」のツーショットに、スタンドのファンも熱い視線を送っていた。
大谷は東京ドームでのカブスとの開幕2連戦で、8打数3安打1本塁打1打点をマークした。昨季は打率3割1分で54本塁打、59盗塁を記録し、史上初の「50-50」を達成。OPSは1.036とした。自身初のポストシーズン(PS)では、ワールドシリーズ(WS)第2戦で左肩を負傷した影響もあり、打率2割3分で3本塁打の成績だった。